うつを軽く扱わないことです。

今日は新宿の相談室での仕事でした。

 

華やかなこの街にもたくさんの心の病に苦しむ人が寄り添うように生きています。

 

一見華やかかな街なのに、中をのぞくと様々な生の現場があります。

 

今日は、出島診療所 所長 中根 允文 先生の監修の記事を引用します。

 

うつ病を放置するとどうなる?

 

うつ病は、自分で気づかないことがあります

うつ病は、風邪などのように「いつから始まった」という具体的な日を特定することはできません。いつの間にか、「以前と違う状態になっている」ことに気づくものの、それがうつ病であるとは自覚できない場合が多いようです。

特に働き盛りの世代では、職場における過労やプレッシャーからうつ病を発症する人が増えています。うつ病が原因で気分が晴れず、集中力を欠いたり仕事でミスを重ねているにもかかわらず、「もっと頑張らねば」などと思い詰めてしまう人もいます。

このようにうつ病に気づかないまま放置すると、症状がどんどんと悪化してしまうおそれがあるのです。

 

周囲の人が、うつ病のサインに気づいてあげてください

本人がうつ病を自覚していなくても、周囲の人が「以前と様子が違う」「どこか変だ」と感じることも多いようです。職場においては仕事上のミスが多くなったり、家庭においては元気がない、食欲がないなどのサインがあらわれます。好物だった食べ物にも食欲がわかなくなるので、普段一緒に食卓を囲む家族にとってはわかりやすいサインかもしれません。

なるべく早い段階で周囲がこれらのサインをキャッチし、うつ病に気づいてあげることが重要です。

 

特に勤務態度で注意すべきことは?
うつ病になると家庭、職場などでさまざまな症状があらわれますが、職場においては遅刻や欠勤が増加するなど、勤務態度にも影響があらわれることが多いようです。
そんなときは上司や親しい同僚が当人の変化をキャッチし、声をかけるようにすることが大切です。