大人のADHDの主な症状・特徴

大人のADHDの主な症状・特徴

ADHDの症状は、個人によっても違いますし、環境によってもあらわれ方が異なります。ここでは、日常生活の場面ごとにおける、ADHDの症状のあらわれ方の例をご紹介します。

場面ごとのADHDの症状

 
 
多動性が原因で起こりやすいこと
  • 会議中あるいは仕事中(授業中あるいは勉強中)に落ち着かず、そわそわしてしまう
  • 貧乏ゆすりや机を指先で叩くなどのくせがやめられない
  • 家事をしているときに、別のことに気を取られやすい
  • おしゃべりに夢中になって家事を忘れてしまう
  • おしゃべりを始めると止まらない
  • 自分のことばかりしゃべってしまう
衝動性が原因で起こりやすいこと
  • 会議中(授業中)に不用意な発言をしてしまう
  • 周りに相談せずに、独断で重要なことを決めてしまう
  • 衝動買いしてしまう
  • 言いたいことを我慢してイライラする
  • 衝動的に、人を傷つけるような発言をしてしまう
  • ささいなことでもつい叱責してしまう
不注意が原因で起こりやすいこと
  • 会議や仕事(授業や勉強)に集中できない
  • 仕事(課題)に必要なものをなくしてしまう、忘れる
  • 仕事(課題)の締め切りに間に合わない
  • 仕事(課題)を最後まで終えることが難しい
  • 仕事(課題)でケアレスミスがよくみられる
  • 部屋が片付けられない
  • 外出の準備がいつも間に合わない
  • 家事を効率よくこなせない
  • 金銭の管理が苦手
  • 約束の時間にいつも間に合わない
  • 約束を忘れてしまう
  • 人の話を集中して聞けない